ビジネス敬語クイズ6問|「了解しました」「なるほど」は上司に使える? 仕事・マナー
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ビジネス敬語クイズ6問|「了解しました」「なるほど」は上司に使える?


会議室を出た廊下で、部長に「ご苦労様です」と声をかけて、少しだけ空気が固まる。言った側は何がまずかったのか、その場ではわからないままです。あとで調べて、はじめて迷いどころだったと知る。敬語には、そういう落とし穴がいくつかあります。

迷いやすい6つの言葉が、メール・相づち・ねぎらい・改まった場面の順に、選択肢つきの1問ずつになっています。答えを開く前に、ひと呼吸だけ考えてみてください。

01メールの書き出しと結びの2問

朝いちばんのメールは、書き出しで少し迷います。社外の相手なら「お世話になっております」で始めるのが型ですが、では社内の相手には? 毎日顔を合わせる同僚への「お世話になっております」は、丁寧なようでいて、どこか他人行儀にも見えます。型をそのまま持ち込むか、切り替えるか(→ メール冒頭「お世話になっております」は社内にも使う?)。

結びの定番「取り急ぎお礼まで」にも、向き不向きがあります。手早く伝えられる便利な言葉ですが、どんな相手にも万能ではありません。どの場面でなら適切なのか、選択肢で確かめられます(→ 「取り急ぎ」の正しい使い方はどれ?)。

02返事と相づちの2問

上司からの指示に「了解しました」と返す。ビジネスメールでいちばん議論されてきたひとことかもしれません。間違いではないという整理と、目上には避けたほうがよいという通念の、両方を知ったうえで無難な着地点を選ぶ問題です(→ 「了解しました」は上司に使ってOK?)。

口頭での相づち「なるほど」も、似た位置にあります。感心を伝えたいだけなのに、目上に向けると引っかかりを覚える人がいます。どこが引っかかるのかは、解説のほうで言葉にしています(→ 「なるほど」は上司への相槌として適切?)。

03ねぎらいの1問

冒頭の「ご苦労様です」に戻ります。ねぎらいのつもりのひとことが、なぜ空気を固めたのか。「お疲れ様です」との使い分けは、文化庁の「敬語の指針」でも取り上げられている、いわば公認の迷いどころです。線引きの丸暗記ではなく、理由から入る1問です(→ 「ご苦労様です」は上司に失礼? 「お疲れ様です」とどう使い分ける?)。

04改まった場面の1問と、季節の1問

お通夜で「ご愁傷様です」と声をかけられたとき、何と返すか。とっさに正解を探して、言葉に詰まりやすい場面です。返す言葉には型があって、知っているかどうかがそのまま出ます(→ お通夜での「ご愁傷様です」への正しい返し方は?)。

最後に、季節の1問を添えます。暑中見舞いを出してよいのは、いつからか。梅雨明けや二十四節気が関わってくる、夏の手紙の基本です(→ 暑中見舞いを出すのは、いつから?)。

056問に共通するもの

並べてみると、どれも「知らないと恥をかく」という類いの話ではありません。

相手との距離をどう測るかという同じひとつの問いが、メールで、廊下で、お通夜で、形を変えて現れているだけです。ひとつ解けると、ほかの問題も少し易しくなります。

クイズで迷った言葉は、言い換えの一覧でまとめて答え合わせができます。会議室前の廊下で空気を固めたひとことも、この6問のひとつです。

本記事は敬語・ビジネスマナーに関するクイズの案内と一般的な解説を目的としたものです。受け取り方には個人差・場面差があり、「ご苦労様」と「お疲れ様」の使い分けは文化庁「敬語の指針」(2007年)などをふまえた目安です(2026年7月時点)。会社や業界の慣習による違いもあるため、最終的な使い分けは各職場の文化もあわせてご判断ください。

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