蚊に刺されやすい人、特徴として有力なのは? 教養・雑学

蚊に刺されやすい人、特徴として有力なのは?

夏の悩みの種、蚊。同じ場所にいても刺されやすい人とそうでない人がいる理由には科学的な仮説があります。

Q

蚊が人を見つける手がかりとして、もっとも影響が大きいとされるのはどれでしょうか。

A.

解説

正解は「体温・呼気のCO₂・汗のにおい(体表の化学物質)」。

蚊が人を探す最大の手がかりは、体温・呼気にふくまれる二酸化炭素・体表のにおいといった、化学的・物理的な情報だとされます。服の色より、こうした要素の影響が大きいと考えられています。

蚊はまず、離れた場所にも届く二酸化炭素を頼りに「生き物がいる」と気づき、近づくにつれて体温や汗のにおいで人をしぼり込む、という順で寄ってくるとされています。運動したあとや飲酒後などで、呼気や代謝、汗が増えると、蚊に見つかりやすくなると言われます。妊婦や、運動直後で体が温まっている人が刺されやすいとされるのも、体温と呼気が増えるためと説明されます。汗や皮膚にふくまれる成分には個人差があり、それが「刺されやすさ」の違いに関わるという研究もあります。海外の研究では、足のにおいにふくまれる成分に蚊が強く引き寄せられることも報告されています。一方、よく言われる「O型が刺されやすい」といった血液型の説は、はっきりした裏づけがあるとは言いがたく、話半分に受け止めておくのが無難です。

できる工夫は、汗をこまめに拭く、肌の露出を減らす、虫よけを使う、の三つが基本です。とくに足首やひざ裏は汗やにおいがこもりやすく、刺されやすい場所とされます。「体質だから」とあきらめる前に、汗を残さないだけでも、蚊の寄せつけ方は変わってきます。網戸や虫よけと合わせれば、夏の夜のかゆみはぐっと減らせます。

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