G7に入っていない国はどれ? 教養・雑学

G7に入っていない国はどれ?

ニュースでよく聞く「G7」、どの国が入っているか思い浮かびますか。経済大国だから入っていそう、と思われがちな国もあって、意外と迷います。

Q

次のうち、G7に入っていない国はどれでしょうか。

A.

解説

G7に入っていないのは中国です。世界有数の経済規模を持ちながら、G7の枠組みからは外れています。

G7(主要7か国首脳会議)の起源は1975年にさかのぼります。当時フランス大統領だったジスカール・デスタンがランブイエ城に各国首脳を招き、フランス・アメリカ・イギリス・西ドイツ・日本・イタリアの6か国でサミットを開いたのが始まりとされています。翌1976年には、アメリカ大統領フォードの要請によりカナダが加わり、現在の7か国体制となりました。これら7か国に加え、EU(欧州連合)も参加しています。

G7は「経済規模の大きい順」に選ばれた枠組みではありません。外務省の説明によれば、G7は自由・民主主義・法の支配・人権といった基本的な価値観を共有する主要国が集まる枠組みとされています。中国はGDPの規模ではアメリカに次ぐ世界第2位とされますが、政治体制や統治の在り方がG7各国と大きく異なるため、この枠組みには含まれていません。中国が参加するのはG7ではなく、新興国を含む幅広い国・地域が集まるG20です。

かつてはロシアが加わって「G8」と呼ばれた時期もありました。ロシアは1998年のバーミンガムサミットから参加していましたが、2014年にクリミア半島を併合したことを受けて、G8各国がロシアの参加資格を停止しました。以降は現在のG7の形に戻っています。

「経済大国=G7参加国」という前提を持ちがちですが、実際には経済規模だけでなく、政治体制や価値観の共有が参加の条件とされています。G20との違いを押さえておくと、国際的な枠組みのニュースを読み解くときに混乱が少なくなります。

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