教養・雑学
そうめんと冷麦、太さの境目は?
夏の食卓に並ぶそうめんと冷麦。見た目はほぼ同じですが、定義として太さに違いがあります。
食品表示基準で『そうめん』と『冷麦』を分ける主な基準は、次のうちどれでしょうか。
解説
正解は「麺の太さ(直径1.3mm未満がそうめん)」。
そうめんと冷麦(ひやむぎ)を分ける主な基準は、麺の「太さ」です。機械でつくる乾めん類では、直径1.3mm未満が「そうめん」、1.3mm以上1.7mm未満が「冷麦」、1.7mm以上が「うどん」と区分するのが目安とされています。
この区分は、食品表示法にもとづく「食品表示基準」で定められています。
慣例的に「JAS規格」「旧JAS規格」と呼ばれることもありますが、これは食品表示法(2013年成立・2015年施行)より前に、JAS法にもとづく「乾めん類品質表示基準」として運用されていた名残で、現在は食品表示基準に引き継がれています。
ちなみに、そうめんと冷麦は基本的に同じ材料(小麦粉・塩・水)からつくられ、太さの違いが呼び名を分ける主な要素になっています。
ここでの数値はあくまで機械製めんの目安で、手延べでつくる場合は別の規定があり、太さだけで一律に線を引くわけではありません。粉の種類や塩分量、ゆで時間で分けているわけではない、という点もポイントです。
実際の見分け方としては、商品のパッケージに記載された「名称」の表示を確認するのが確実です。同じくらいの細さでも、製法や商品によって呼び名が変わることがあるため、太さの目安を知ったうえで表示も合わせて見ると、迷わず選べます。
「細いほどそうめん寄り、太いほどうどん寄り」とおおまかに覚えておくと、日常では十分役立つでしょう。夏の食卓でそうめんと冷麦を選ぶときも、太さの違いを意識すると、のどごしや食感の好みで選びやすくなります。
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