梅雨の時期に洗濯物が乾きにくい理由 雑学・心理

梅雨の時期に洗濯物が乾きにくい理由

梅雨の部屋干し、なかなか乾かなくて生乾きの匂いに悩まされる——。気温が高い日もあるのに、なぜ夏の天日干しのようにはいかないのでしょうか。

Q

梅雨時期に洗濯物が乾きにくいとされる主な理由はどれでしょうか。

A.

解説

気温よりも湿度の影響が大きい、というのが洗濯物の乾きにくさの主な要因です。空気がすでに水蒸気でかなり満たされているため、洗濯物の水分が空気側に移っていきにくいのです。

空気が含むことのできる水蒸気の量には上限があり、これは「飽和水蒸気量」と呼ばれます。気温が高いほどこの上限は大きくなり、洗濯物は乾きやすくなります。一方、梅雨時は湿度が80〜90%に達することも多く、空気はすでに水蒸気でほぼ満たされた状態です。すると、洗濯物の水分が蒸発して空気中に逃げていくスペースが残っておらず、乾燥が極端に遅くなります。気温が高くても湿度が高ければ乾きにくい、というのはここに理由があります。風通しが悪い場合はさらに条件が悪くなります。

部屋干しでは「除湿機」「サーキュレーター」「エアコンの除湿モード」などで湿度と空気の流れを管理するのが効果的です。洗濯物の間隔を空け、ハンガーを長めに使って空気の通り道を作るだけでも違いを感じやすくなります。匂いが気になる場合は、すすぎを増やす、つけ置きをしっかりする、など洗い方の工夫も合わせて取り入れると安心です。

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