梅雨の湿気対策、新聞紙の置き場所として効果的なのは? 暮らし・習慣

梅雨の湿気対策、新聞紙の置き場所として効果的なのは?

梅雨時の昔ながらの湿気対策・新聞紙。意外と置く場所で効果が変わります。

Q

湿気対策として新聞紙を置く場所として、もっとも効果が高いとされるのはどれでしょうか。

A.

解説

正解は「靴箱・押し入れ・クローゼットの『底』」。

新聞紙は靴箱・押し入れ・クローゼットの「底」に敷くのが、もっとも効果的とされています。

靴箱や押し入れの底・隅は空気が動きにくく、湿気がこもりやすい場所です。湿気は空間のなかで上より下、真ん中より四隅に滞留しやすい性質があるとされており、底に新聞紙を敷くことで、たまった湿りを吸い取りやすくなります。天井付近や電球の近く、屋外といった場所は換気や温度差の影響で湿気が一定の場所にとどまりにくいため、新聞紙の置き場所としては効果を期待しにくいところです。

新聞紙が除湿に向くのは、原料となる紙繊維(セルロース)の構造に理由があります。新聞紙は表面に微細な凹凸をもつ多孔質の紙で、普通のコピー用紙より繊維の密度が低く、水分を吸い込みやすい性質があります。また、新聞印刷には大豆油を原料とする「大豆インク」が広く使われており、油分成分が靴箱内のにおいを抑える効果もあるとされています。さらに、くしゃくしゃにして広げてから敷くと表面積が増し、吸湿性が高まると言われています。

ただし、市販の塩化カルシウム系除湿剤と比べると、新聞紙の吸湿量は限られます。梅雨の盛りや湿気の強い日には新聞紙だけでは追いつかないことも多く、あくまで補助的な手段として捉えるのが実情に合っています。

交換の目安は一般に3〜7日とされており、梅雨時はさらにこまめな確認が必要です。湿った新聞紙をそのままにしておくとカビやにおいの温床になるため、紙がしんなりしてきたら早めに取り替えるのが無難です。晴れ間には扉を開けて風を通すと、新聞紙の効果をより引き出しやすくなります。

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